MEM

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タイムアウトレビュー

大阪を拠点に活動をしていた現代美術ギャラリーが、2010年に恵比寿にある「ナディッフ アパート(NADiff A/P/A/R/T)」の3階に移転した。

1980年代の関西の作家紹介から出発し、新しい世代から中堅、ベテランまで重要な「表現」を、年間7、8回の展覧会と国内外のアートフェアで紹介。写真から、絵画、彫刻、ビデオまで幅広い作品を展示する。

詳細

住所
東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 3階
Tokyo
アクセス
JR山手線『恵比寿』駅(東口)徒歩6分
営業時間
展示により営業時間が異なる

開催中

MISSING

恵比寿「MEM」で、須藤絢乃の新作個展が開催。さまざまな時代で強烈な印象を残した女性たちに須藤がふんするセルフポートレート作品『⻤が栖むか蛇が栖むか』を発表する。 須藤は20代半ばに大病を患う。そのことがきっかけで、「尋ね人」の貼り紙に写される行方不明の少女たちに自らが扮装したシリーズ『幻影 Gespenster』を制作する。自身もいつか人知れず消えてしまうのかもしれないという不安や恐怖を抱える中、彼女たちが生きていた時の輝きを作品に残そうとした。 今回、須藤は社会やメディアで取り上げられ話題となった後、現在の消息が不明の女性たちに姿を変えた。失踪した少女たちも時代のアイコニックな女性たちも、他者のままではなく自分ごととして捉えるために、須藤はセルフポートレートという手法を選んでいる。 2024年12月20日(金)には、美術評論家の椹木野衣と須藤のトークイベント(20人限定・要予約、税込み1,200円)も開催予定だ。見逃さないでほしい。 ※13〜19時(12月20日は17時30分まで)/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)/入場は無料
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