弘法大師・空海の誕生1250年を記念する2023年に、仏教芸術と現代アートを楽しめるイベントが高野山で開催。新進気鋭の若手アーティストの作品から、国宝を含む貴重な仏教美術品の数々を紹介する。
会場は、総本山金剛峯寺をはじめとした山中の特別な場所。アーティストの廣川玉枝、尾藤祐子、吉本英樹らが高野山の芸術品にインスパイアを受け制作したパブリックアート作品を展示する。
各所で行われる「アートデイズコンサート」では、東京フィルハーモニーオーケストラによる弦楽五重奏や、和歌山出身の邦楽ユニット「KEY TRAD.」らの演奏を鑑賞できる。
特別夜間拝観は、金剛峯寺と文化財の保管と展示を行う「霊宝館」で開催。ほかにも特別上映会やアーティストを交えたトークショー、高野山観光情報センターによるパネル展示など、さまざまな企画が用意されている。
秋の夜長に、特別な芸術鑑賞体験に出かけてみては。