1988年に開館した、博物館と美術館の複合施設。博物館としては、多摩川沿いの農村の歴史を知ることができる民俗資料や、市域から発掘した旧石器時代から弥生時代の出土品、古墳時代から平安時代の、古墳の石室の模型、中世の荘園に関する資料、江戸時代の宿場町としての川崎宿の資料などを展示。いずれも川崎という都市とそこに暮らす人々の歴史に触れることができる。
美術館としては近現代美術を中心に、写真やグラフィックデザインなどの展示を行っている。中でも映像をはじめとするメディアアートのコレクションやサイレント映画、日本の名作映画、日本の漫画史をたどることができる約8万点の充実した資料群を収蔵している。
※2019年から休館中