絵画教室の恩師との出会いと別れを描いた、漫画家・東村アキコの不朽の自伝漫画「かくかくしかじか」。「マンガ大賞2015」を受賞した人気作品で、その原画展が「旧尾崎テオドラ邸」で開催することとなった。2025年5月16日(金)からは実写映画も公開される。
会場では、60点以上のカラー原画・白黒原稿や、東村が学生時代に描いた油絵の展示のほか、全34話から選んだ生原稿を、前期・後期それぞれ1話分ずつ読める。また、映画の撮影現場で東村自らが記録した写真や撮影で使用した小道具も並ぶ。
さらに、漫画のワンシーンに入り込めるようなスパルタ絵画教師「日高先生」とのフォトスポットや、「仕事着はジャージが一番」という東村の等身大パネルも登場。オリジナルグッズの展開、喫茶室でのコラボレーションメニューの提供のほか、サイン会やトークショーも予定しており、ファンは見逃せないだろう。
漫画のさまざまなシーンを思い出しながら、作者が一筆一筆に乗せた恩師への思いを、ぜひ原画から感じてほしい。
※10~18時(入館は閉館の30分前まで)/休館日は木曜/料金は前売り1,000円/当日1,500円、未就学児無料