石橋財団コレクションと現代美術家の作品が共演する「ジャム・セッション」の第4弾が、「アーティゾン美術館」で開催。今回は現代美術家の山口晃が登場する。
日本古来の画法を駆使し、現代社会を鮮やかに風刺する山口は、写実絵画やアカデミズム絵画といった美術史の前提を持たずに日本が取り入れた「近代絵画」とは何か、そして「近代」「日本的コード」「日本の本来性」とは何か、という問いに挑んだ。
同館が誇るカミーユ・コロー、ピエール=オーギュスト・ルノワール、クロード・モネ、エドゥアール・マネら西欧の近代絵画と、青木繁、坂本繁二郎ら日本の近代絵画のコレクション。今回はどのようなセッションになるか、見逃せない。