イタリアのボローニャで1967年から毎年開催されている「ボローニャ国際絵本原画展」は、児童書のトレンドを知る機会として、また新人イラストレーターの登竜門として世界的に知られるコンクールだ。2024年は81の国と地域から3520人の応募があり、日本人4人を含む32の国と地域の78人が入選した。
会場ではその入選作品が全て展示され、多くの絵本好きが訪れる。板橋区が「絵本のまち」として知られるようになったきっかけが、1981年にスタートした本展だった。
2004年には、ボローニャ市から寄贈された約2万冊の絵本を収蔵する「いたばしボローニャ子ども絵本館」が開館。毎年8月には寄贈された絵本を展示する「ボローニャ・ブックフェアinいたばし」も開催されている。
新たな絵本との出合いを探しに訪れてみよう。
※9時30分~17時(入館は16時30分まで)/休館日は月曜(7月15日・8月12日は開館)、7月16日/料金は650円、学生450円、小・中学生200円、小学生未満無料(土曜は小・中学・高校生無料)