ササキエイコの個展『Open the Window』がデッサンで開催。 本展のタイトルでもある「窓を開く」という行為は、新型コロナウイルス感染症をきっかけに、光や風を呼び込んで室内を解放するという意味や社会における他者への配慮としての意味も持つようになり、これまで以上に意識されている。
ササキエイコは、アクリル絵具でのペインティングとコラージュによる手法で制作活動を展開してきた。今回は紙片をコラージュして窓を作っており、その窓はこうした新型コロナウイルス感染症による環境や意識の変化を象徴するだけではなく、現在の先の見えない状況に対する我々の感情をすくい上げてくれるかのようでもある。
オンラインでの展示となるため、展示ページは公式サイトを確認してほしい。