日本のアートコレクティブの先駆者的存在であるダムタイプの展覧会が「アーティゾン美術館」で開催。「第59回 べネチア・ビエンナーレ国際美術展」の日本館展示に選出された新作「2022」を再構築して展示する。
ダムタイプは1984年の結成時から、身体とテクノロジーの関係について映像、音、機械装置、空間の先進的な組み合わせを手法としたビジュアルアートや舞台作品、インスタレーションで表現してきた。
「2022」では、音楽家の坂本龍一をメンバーに加え、新たに制作された音と坂本の呼びかけで世界中から集められたフィールドレコーディングの音が、ダムタイプの視覚言語 にミックスされ、インターネット空間を基調としたコミュニケーションの在り方に問いを投げかける。
凝縮された近未来的アートを体感しに出かけてみては。