イギリスを代表する画家、デイヴィッド・ホックニー。日本では27年ぶりとなる大規模個展が、「東京都現代美術館」で開催する。2021年にパリの「オランジュリー美術館」で公開され話題を呼んだ、コロナ禍に描き上げた全長90メートルにも及ぶ新作風景画が初来日する。
1960年代にアメリカの西海岸で描いた初期の代表作はもちろん、近年の集大成というべき故郷ヨークシャー東部の自然を描いた大型絵画のシリーズなど100点以上の作品を展示する。
2010年の発売時から、iPadをドローイングツールとしていち早く使用してきたホックニー。多岐にわたる表現方法を探求する、彼のエネルギーを目の当たりにしたい。