まもなく20周年を迎える、日本最大級の国際的なアートイベント「アートフェア東京」が、今年も有楽町の「東京国際フォーラム」で開催される。国内各地の現代アートのギャラリーが集結し、今手に入れたい注目作家の作品を展示・販売する。
また、石川県の「金沢卯辰山工芸工房」をはじめとする工芸の作品、古美術や骨董(こっとう)の老舗まで参加。多様なジャンルのアートを網羅しているのも本アートフェアの特徴だ。
さらに今年は新たな試みとして、「ロビーギャラリー」エリアで「The Project YUGEN」と題した展示を初開催。ロンドンを拠点にキュレーター・ライターとして活動するタラ・ロンディ(Tara Londi)がキュレーションを担当する。パリの「A2Z Art Gallery & Radicants」など、ギャラリーの枠を越え、デヴィッド・ヌーナン(David Noonan)、ドミニク・ラクロシュ(Dominique Lacloche)、枝史織らの作品を展示予定だ。