「ギャラリーエークワッド」で、「東京子ども図書館」の50周年を記念した「本とおはなしの楽しさを子どもたちに 松岡享子からの贈り物」展が開催。同館の創設者であり、絵本の翻訳や創作に寄与した松岡享子(1935〜2022年)の歩みを追う。
戦後、アメリカで児童図書館員の仕事を学んだ松岡は、同館の前身の一つである「松の実文庫」を中野の自宅に開く。また、「ユネスコ・アジア太平洋地域共同出版計画」の編集委員や「国際アンデルセン賞」の選考委員を務めるなど、世界の子どもたちへもそのまなざしを向けた。
本展では、その人物像や暮らしぶり、人々とのつながりが生んださまざまな名作などを紹介する。子どもの心に向き合い、温かな物語を語り継いだ松岡からの贈り物に触れてほしい。
※10〜18時(土曜・3月13日は17時まで、2月は20時30分まで)/休館日は日曜・祝日/入場は無料