板橋

板橋区立美術館

  • アート
  • 板橋区
広告

タイムアウトレビュー

板橋区赤塚5丁目、新大宮バイパスを少し入ったところにある同美術館。常設展示はないが、江戸狩野派を中心とした江戸時代の古美術、大正から昭和前期までの前衛美術作品、区内ゆかりの作家などの作品を収蔵している。

年に数回開催される企画展は、「江戸文化シリーズ」や「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」「20世紀検証シリーズ」といったユニークなものが行われる。また、各種講座や美術教室、ワークショップなどを開催し、好評を博している。

駅から少し離れているが、付近には「板橋区立郷土資料館」や「板橋区立赤塚植物園」などもあるので、散歩するのにはちょうどいい。

詳細

住所
東京都板橋区赤塚5-34-27
Tokyo
アクセス
都営三田線『西高島平』駅 徒歩13分
営業時間
9時30分〜17時(入館は閉館の30分前まで)/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)

開催中

レオ・レオーニと仲間たち

「板橋区立美術館」で、魚の『スイミー』や『あおくんときいろちゃん』などの絵本で知られるレオ・レオーニ(Leo Lionni、1910〜1999年)の個展を開催。生涯にわたる制作活動と、影響関係にあったアーティストたちを併せて紹介する。
 レオーニは、20世紀に絵画、デザイン、絵本などの多彩な分野で活躍。オランダで生まれ、幼少期から豊かなヨーロッパ文化を享受したレオーニは、青年期にイタリアでブルーノ・ムナーリ(Bruno Munari 、1907〜1998年)をはじめとする未来派のアーティストたちと交流してきた。 1939年にアメリカへと渡り、アートディレクターとして活躍する一方、1959年に初めての絵本を出版。以後、ほぼ1年に1冊のペースで絵本制作を続け、その数は27冊に上る。後半生は、ニューヨークとイタリアを行き来する生活を続けながら油彩画、彫刻、版画などの制作に没頭した。 
刊行から60年以上たってなお愛され続ける絵本の原画や、見応えのある作品群が並ぶ本展。ぜひ、足を運んでほしい。 ※9時30分~17時(入館は閉館の30分前まで)/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)/料金は650円、学生450円、中・小学生200円(土曜は小・中・高校生無料)
広告
関連情報
関連情報