札幌国際芸術祭2017

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タイムアウトレビュー

2014年の初開催では坂本龍一をゲストディレクターに迎えたことも話題になった『札幌国際芸術祭』。2回目の開催となる2017年は、やはり音楽家の大友良英がゲストディレクターを務める。前回の開催では、シディ・ラルビ・シェルカウイによる舞台芸術など、プランニングアドバイザー浅田彰の影響も見られる優れたセレクトが来訪者を楽しませたが、今回は音楽プログラムに大きく注目したい。テニスコーツや宇川直宏、刀根康尚、Sachiko M、岸野雄一、EYƎなど、大友ファンならずとも必見のアーティストたちが参加者に名を連ねている。アイヌの伝統歌である「ウポポ」を歌うマレウレウなど、北海道らしい参加アーティストも。また音楽以外でも、前回から引き続いて出展する毛利悠子はじめ、写真家の石川直樹、さらには『札幌でしかできない50のこと』にも登場するディープな施設博物館「レトロスペース 坂会館」など、期待の高まるアーティストの参加がアナウンスされている。

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