※新型コロナウイルスの流行により、本イベントは開催延期となりました(5月7日まで)
大正時代の著名な版画家、川瀬巴水の展示が平塚市美術館で開催。
川瀬巴水は日本画家鏑木清方に師事し、伊東深水の影響を受けて衰退期にあった版画に取り組んで版画の復興に貢献した。『東京十二題』など日本各地の風景を描写した数多くの詩情あふれる清新な版画で知られるが、本展では川瀬が大正時代前半に関わった装丁や雑誌の口絵なども加え、400点超の作品でその画業を回顧する大規模な展示となる。
深呼吸できるような爽やかな空気感の作品群は、一度見ると好きになること請け合いだ。