パナソニック汐留美術館

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タイムアウトレビュー

パナソニックが持つ美術館。フランスの画家ジョルジュ・ルオーの作品を常設展示する『ルオー・ギャラリー』のほか、企画展も定期開催している。「建築・住まい」「工芸・デザイン」といったパナソニックらしいテーマを掲げる展覧会も多い。

詳細

住所
東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル 4階
Tokyo
アクセス
JR山手線『新橋』駅 徒歩8分/東京メトロ銀座線・都営浅草線ゆりかもめ『新橋』駅 徒歩6分/都営大江戸線『汐留』駅 徒歩5分
営業時間
10時00分〜18時00分(入場は閉館の30分前まで)/定休日は水曜/ただし5月4日、5月18日(国際博物館の日)は開館

開催中

オディロン・ルドン ―光の夢、影の輝き

「パナソニック汐留美術館」で、近代美術の巨匠、オディロン・ルドン(Odilon Redon、1840〜1916年)の最初期から最晩年までの画業を紹介する展示が開催。国内外の名品を含む約110点の作品により、伝統と革新のはざまで、ルドンが独自の表現を築き上げていく姿を追う。 フランスのボルドーに生まれたルドンは、絵画と版画の基礎を学んだ後、神秘的とも奇怪ともいえる幻想的なイメージを、木炭画と石版画で表現。1890年代以降は、パステルや油彩へと次第に画材を持ち替え、花や神話、宗教、人物などを主題とする色彩豊かな作品を制作した。 ルドンが生きた19世紀後半と20世紀初頭は、科学の発展による技術革新が社会構造の多大な変化をもたらし、またアカデミックな芸術に対して、印象派などの新しい芸術潮流が次々と生まれた時代。ルドンは、それに並走するかのように、新しい画題に取り組み、表現媒体を変えていった。 
 見どころは、東京で初公開となる、晩年の主要な画題の一つの『窓』。また、ルドン流の進化論といわれる石版画集『起源』の9点は、揃って展示される。 光と影が創り出す輝きを宿した、ルドンの芸術世界へ入り込もう。 ※10~18時(5月2日、6月6・20・21日は20時まで)/入館は閉館の30分前まで/休館日は水曜(6月18日は開館)/料金は1,300円、65歳以上1,200円、学生800円、中学生以下無料   
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