パナソニック汐留美術館

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タイムアウトレビュー

パナソニックが持つ美術館。フランスの画家ジョルジュ・ルオーの作品を常設展示する『ルオー・ギャラリー』のほか、企画展も定期開催している。「建築・住まい」「工芸・デザイン」といったパナソニックらしいテーマを掲げる展覧会も多い。

詳細

住所
東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル 4階
Tokyo
アクセス
JR山手線『新橋』駅 徒歩8分/東京メトロ銀座線・都営浅草線ゆりかもめ『新橋』駅 徒歩6分/都営大江戸線『汐留』駅 徒歩5分
営業時間
10時00分〜18時00分(入場は閉館の30分前まで)/定休日は水曜/ただし5月4日、5月18日(国際博物館の日)は開館

開催中

美しいユートピア 理想の地を夢みた近代日本の群像

「パナソニック汐留美術館」で、「美しさ」にまつわる芸術、装飾工芸、建築デザインにテーマを絞り、暮らしの中に描かれてきた「美しいユートピア」を見つめる展覧会が開催。作品資料約170点を通して、20世紀日本における理想の暮らしをひも解き、当時の来るべき世界を振り返り、今日のユートピアを思い描く。 暮らしの過去を訪ね、未来を夢見る運動を、本展では「ユートピア」と呼ぶ。語源は16世紀、トマス・モア(Thomas More)の小説に由来し、「どこにもない場所」を意味する。ウィリアム・モリス(William Morris)は『ユートピア便り』で、暮らしと芸術の総合を掲げ、今ここにある課題を見つめ、どこにもない理想を夢見た。 その思想が紹介された20世紀の日本でも、ユートピアは暮らしを取り巻く課題と理想となり、あらゆる場所で幅広いジャンルを結ぶ共同体が模索された。本展では、美術・工芸・建築・民俗学を横断し、夢の形をたどる。 建築では、ジョン・ラスキン(John Ruskin)の『建築の七燈』を起点に、蔵田周忠の自邸、立原道造の芸術家コロニー構想、今和次郎の民家採集、アントニン&ノエミ・レーモンド(Antonin, Noémi Raymond)や磯崎新らの作品まで、ユートピアを巡る多彩な建築資料を紹介する。 絵画では、パリの芸術に憧れ「池袋モンパルナス」 に集った画家たちが、1930年代以降、次第に戦争へと巻き込まれていく中で、時局に抗い個人の創作を追求した新人画会の作品を紹介。靉光(あいみつ)、麻生三郎、鶴岡政男、寺田政明、松本竣介らの絵画を通して、戦争の時代に不安を抱えながらも制作に向き合った画家たちの姿を浮かび上げる。 会場構成は、注目の若手建築コレクティブのGROUPが手がける。ぜひ足を運んでほしい。 ※10~18時(2月6日、3月6・20・21日は20時まで)/入館は閉館の30分前まで/休館日は水曜(2月11日と3月18日は開館)/料金は1,200円、65歳以上1,100円、学生700円、中学生以下無料 
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