※ 新型コロナウィルスの流行により、本イベントは開催中止となりました
世界的なアメリカの写真家ソール・ライターの展覧会がBunkamura ザ・ミュージアムで開催。
画家から出発したライターは1980年代に商業写真から退き、世間から突如姿を消したが、その後2006年に出版された作品集をきっかけに、天性の色彩感覚によって「カラー写真のパイオニア」とも呼ばれ、大きな反響を呼んだ。
約8万点のカラー写真をはじめとする未整理の作品は今もアーカイブ化が進められており、本展では、そのニューヨークの膨大なアーカイブから、世界初公開作品を含むモノクロ・カラー写真、カラースライドなどを展示するほか、豊富な作品資料やデジタル技術を駆使して、彼の知られざる一面をひもとこうと試みる。
また、画家としてのライターの一面を垣間見せる絵画やドローイングなども展示されており、その伸びやかな筆使いはカラー写真とは別の魅力を放っている。