ファッションをテーマにした展覧会が、東京オペラシティアートギャラリーで開催される。
本展では、現代社会における新たな「ドレス・ ゲーム コード(私たちの装いの実践)」を13のキーワードで見つめ直す。人気ブランドが手がける最新スタイルのほか、 映画ポスターの展示、漫画家、坂本眞一の作品『イノサン』とのコラボレーション作品、演劇カンパニー、マームとジプシーとチェルフィッチュによるインスタレーションなど、さまざまな角度から服装を考察する作品が見られる。さらに、『noir kei ninomiya』や『Comme des Garçons』の衣装作品が出品されるのも見逃せない。
アイデンティティーを表すツールとなるファッション。自らの個性を自由に発信できるネット社会の広がりによって、コードを逸脱したファッションを楽しむ人も増え、人々とファッションの関係も変化しつつあるようだ。私たちにとって一番身近であるファッションの奥深さを感じてもらいたい。