王子駅からすぐの場所にある公園。かつては渋沢栄一の私有地だった場所で、今でも大きな邸宅の離れなどが残っている。
園内には3つの博物館(「紙の博物館」「北区飛鳥山博物館」「渋沢史料館」)がある。「紙の博物館」では、紙を使った芸術品や紙すきの技術や歴史に関する資料を展示されているほか、ワークショップなども実施。渋沢栄一の業績をたたえる展示が並ぶ「渋沢史料館」には、トーマス・エジソンのサインが入ったものもある。
また公園で人気なのが、無料で乗車できるモノレール「アスカルゴ」。カタツムリのような見た目と、ゆったりと進むことから名付けられた。運行距離は長くはないが、飛鳥山の山頂までを結ぶ緑の風景を、ゆったりと楽しめる。
「アスカルゴ」の運行時間は10〜16時。毎月第1木曜日(4月のみ第三木曜日)は点検日のため、10〜12時で運行停止。7月第1木曜日は年次点検のため終日運行停止だ。