日本橋七福神の大黒様として親しまれ、いつでも参拝客が絶えない神社。社殿こそ小さいものの、稲荷大神、伊邪那岐神、伊邪那美神、日前大神(天照大神)、北野大神(菅原道真公)など14柱を祀っている。関東大震災と戦災によって社記類がすべて焼失してしまったため、創立年月日は確かではないが、元亨(1321年)以前と推定されている。名前は当時、この辺りが松が茂る小島であったことに由来するという。願いを書いて枕の下に入れて眠ると良い夢を見られるという珍しいお札『良夢札』と、小さな破魔矢がついたおみくじも人気である。