明治天皇と昭憲皇太后を祀(まつ)る神社。年始には何百万人もの人々が初詣に訪れる、東京を代表する神社の一つだ。年間を通じさまざまな祭事が催されるほか、神前結婚式も行われている。現在の本殿は第二次世界大戦中に消失したもののを1958年に再建されたもの。厳格な様式と素木(しらき)づくりの神社建築はとても印象的だ。
社に向かう参道沿いにある2つの入口から入れる「御苑」は、人の少ないヒーリングスポット。植物が色濃く生い茂り、池や茶室へと続く小路をこっそりと隠している。5月下旬〜6月に咲くハナショウブを見たい人は、公式ウェブサイトにて開花時期をチェックしよう。