1. たこ梅 本店
    Photo: Yuna Yoshimori
  2. たこ梅 本店
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    Photo: Yuna Yoshimori

たこ梅 本店

  • レストラン
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タイムアウトレビュー

1844(弘化元)年、関東煮(大阪発のおでん)と燗酒(あつかん)を味わう「上燗屋」として始まり、日本最古のおでん屋ともいわれる「たこ梅」。一大観光地としてにぎわいを見せる道頓堀の中でも、威風堂々としたたたずまいに、浪花の老舗店としての貫禄を感じさせる。

店内でまず目に飛び込んでくるのは、あめ色に光る年季の入ったコの字カウンターとグツグツと煮えるおでん鍋だ。創業以来注ぎ足し続けるだしで炊く関東煮の「ネタ」は、「大根」や「こんにゃく」「ごぼう天」といった定番から「菊菜」や「子持ち烏賊」などの季節ものまで、約20種を用意する。

鍋は常に沸騰させて炊くことで、食材の風味を残しながらうま味を最大限に引き出す。名物はタコを柔らかく炊いた「たこ甘露煮」(600円、以下全て税込み)。かむほどに味わいが増すクジラの舌の関東煮「サエズリ」(900円)といった、創業者が考案したメニューもおすすめだ。

ネタの価格別に色分けした札を注文ごとに目の前に置くという、創業時から続く独特な会計システムも趣きがある。近年はオーダーのコツをメニュー表などで案内し、初心者向けの「関東煮セット」も提案。常連も一見さんも分け隔てなく出迎えることで、伝統を未来につないでいる。

詳細

住所
大阪府大阪市中央区道頓堀1-1-8
Osaka
アクセス
Osaka Metro堺筋線・千日前線『日本橋』駅 徒歩3分/Osaka Metro近鉄難波線『近鉄日本橋』駅 徒歩3分
営業時間
16時00分〜22時50分(L.O.22時30分)
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