南船場の路地裏に残された希少な町家に、飲食店舗が集まる施設「船場裏路地」。町家とは、かつての商家や職人の住まいで、店舗と住居空間を兼ね備えた住宅のことだ。
コンブの老舗「小倉屋山本」がだしにこだわった料理を提供する「だし処 船場山本」のほか、紀州備長炭で鹿児島の地鶏を焼き上げた焼き鳥と一品料理の「焼鳥 サイヒ」が入居。ミシュランビブグルマンを獲得した女性寿司職人が握る江戸前寿司の「鮨とよたか」、会員制でありながら肩肘張らない雰囲気が魅力のバー「よすか」の個性あふれる4店舗は、ついついはしごして楽しんでしまいそうだ。
この大人のたまり場では、新たな出会いやコミュニティーが生まれるだろう。食を通じた、上質な一夜を楽しみたい。