地下鉄心斎橋駅のすぐ西側、若者でにぎわう「アメリカ村」にある自家焙煎(ばいせん)コーヒースタンド。2014年のオープン以降、心斎橋にスペシャルティコーヒーカルチャーを伝道してきた店の一つとして知られている。
提供するコーヒーは20種類以上。メニューには豆の産地や生産者だけでなく、味わいの特性までカラフルなイラストで表示されている。中南米・アフリカの主要産地だけなく、中国・雲南省産やミャンマーに所有する自社農園の豆など希少品もラインアップ。抽出にはハンドドリップ以外に、エアロプレスやアメリカンプレスも活用する。
「これだけ種類があると、戸惑うお客さまも多いので、とにかくお一人お一人に丁寧に味の好みを伺って、コーヒーの味わいを説明してから淹れることを大切にしています」と語るのは、ヘッドロースター兼ストアマネージャーの中村圭太。広くない店舗だが、その空間には「ジャパンホスピタリティー」が心地よく存在しているのを感じる。
そんな真摯(しんし)なスタイルは、「ニューヨーク・タイムズ」などでも大きく取り上げられてきた。訪れる人の半数が外国人という日も珍しくないという「世界的人気」は、今も日々高まり続けている。