1997年にオープンした「河内ワイン」を堪能できる施設。1階のワインショップではワインや梅酒の試飲と購入、2階の展示ホールでは写真や資料を通して、1978年に製造をスタートした河内ワインの歴史をたどることができる。
河内ワインという名から「ワインのみ」と想像する人も多いかもしれないが、実は梅酒も有名。スパークリングタイプの「ゴールデンパーティ」は、G20サミットの晩餐(ばんさん)会でも振る舞われたという梅酒だ。
ほかにも、ブドウ仕込みの梅酒や梅果肉の強いものなど9種類を揃える。ワインはオンラインサイトで手に入れることもできるが、梅酒は「河内ワイン館」のみでしか購入できない。配送もできるので、心残りのないように買い物をしよう。
よりディープに河内ワインを体感したいという人は「ワイナリー見学」(2,200円、土・日曜日・祝日は2,750円、税込み)への参加がおすすめ。このツアーでは、実際にワイナリー内を歩きながら河内ワインの製造過程を学べるほか、最後には計13種のワインと梅酒のテイスティングもできる。事前予約制で、開催日は公式ウェブサイト内で確認可能だ。