1. 石切ひろうす工房
    Photo: Masaya Yoneda
  2. 石切ひろうす工房
    Photo: Masaya Yoneda
  3. 石切ひろうす工房
    Photo: Masaya Yoneda
  4. 石切ひろうす工房
    Photo: Masaya Yoneda
  5. 石切ひろうす工房
    Photo: Masaya Yoneda

石切ひろうす工房

  • ショッピング
広告

タイムアウトレビュー

東大阪市にある「石切さん」という愛称で親しまれている石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)。その参道で、1963年から主に「ひろうす」(関西地方でのがんもどきの呼び名)などの大豆製品を販売している。

ショーケースには、「ひろうす」(200円、以下全て税込み)をはじめ、その日の朝に作られた「豆乳」(250円)や「石切あげ」(200円)、「手こねこんにゃく」(量り売り)などが並ぶ。

この店の名物の一つであるひろうすは、ギンナン、シイタケ、キクラゲ、ニンジン、ゴボウ、ゴマ、秋田県産の山の芋(つくね芋)の7種の具材が入る。「低温でじっくり揚げて最後に高温で色付けするため、ふんわりと出来上がる」と、店主がその特徴を教えてくれた。

もう一つの名物といえる「石切あげ」も同様の製法で、実際に食べてみると大豆の味が楽しめ、期待を裏切らない食感でおいしい。だし醤油が定番だが、ポン酢での味付けも合いそうだ。

夏場には季節限定の「自家製みつ付きのところてん」(300円)も登場。寒天は関西の代表的な産地である奈良県のものではなく、長野県産を使用している。歯応えがしっかり、つるっとした冷たいところてんは暑い夏の喉にうれしい。

持ち帰りを選ぶと、冷凍の卯(う)の花を一緒に袋に入れてくれる。「揚げなどを作って出た卯の花を凍らして、それを保冷剤に使っているんです。せっかくなら使える方がいいですよね」との心遣い。これが、味に加えて50年以上地元で愛される理由だと確信した。

料金は持ち帰り時のもの。すぐに食べられるようにしてもらう場合は、金額が異なる。

詳細

住所
大阪府東大阪市東石切町2-1-5
Osaka
アクセス
近鉄奈良線『石切』駅 徒歩6分
営業時間
9時00分~17時00分
広告
関連情報
関連情報