「キャノピーbyヒルトン 大阪梅田」の11階にあるホテルバー「ジャジャバー(!JaJa!Bar)」では、大阪の下町文化をエレガントに楽しめる。ホテルレセプションと地続きになっている店舗入り口には、大阪の下町で親しまれてきたスマートボール台が配され、大阪の文化に対するリスペクトが表明されている。
屋外テラスも備えたモダンな店内は、天井も高く開放的な空間で、ホテルバーならではの洗練されたサービスはそのままに、比較的カジュアルな雰囲気が漂っており、実に居心地が良い。
様々なカクテルやワインはもちろん、関西を中心としたクラフトビールなどのドリンクメニューもある。ここでしか味わえないオリジナルカクテルにも注目したい。シグネチャーカクテルは名前も楽しい「OH! kini!」で、ラムをベースにしたダイキリだ。グラングリーン大阪の都会の中に育まれる自然をイメージしたという「ソルテッドグラングリーン」は、メロンリキュールの爽やかな甘みにアブサンの深い味わいがマッチして、ハーバルなドリンク好きなら病みつきになるだろう。
フードメニューにも大阪の気質が現れている。とうもろこし粉で作られたたこ焼き型のパン「タコのハッシュパピー」のほか、大阪北新地で人気のひとくち餃子「点天」には、地元産の漬物を使用したサルサが添えられるなど、大阪の下町文化にユニークなアレンジが加えられていて、メニューを眺めて味を想像するだけでも楽しい。
もちろん、キャノピーbyヒルトン 大阪梅田の総料理長ポール・ガスパ(Paul Gaspa)による料理を実際に味わわない手はないのだが。また、レトロでかわいい赤いマシーンで作られる無料のポップコーンにも要注目だ。
毎週金・土・日曜日には、ジャズをはじめとした様々な音楽が楽しめるライブミュージックが開催される。開放感あふれるコージーな空間で、洗練されたサービスと親しみ感のある下町文化とともに生演奏を心ゆくまで堪能してほしい。
【ホテルバーでも下町を楽しむ。】詳細
・3月21日(金)〜4月6日(日)/11〜25時/事前予約制/場所は北館11階ジャジャバー