1970年に開催された「日本万国博覧会(大阪万博)」の跡地を整備した公園。敷地は自然文化園と日本庭園の2つのエリアに分かれており、岡本太郎による「太陽の塔」のほか、「大阪日本民芸館」「国立民族学博物館」などの文化施設、アスレチックが楽しめる遊具などがある。
太陽の塔の内部は、大阪万博閉幕後、長い間扉を閉ざしていたが、2018年3月から一般公開されるようになった。塔内では、復元された「地底の太陽」や、高さ約41メートルの「生命の樹」などを見ることができ、岡本太郎の偉大さを改めて感じることができるだろう。内部見学は予約優先で、こちらから予約することができる。
また、園内に残る「EXPO'70 パビリオン」は、大阪万博で人気を博したパビリオンの「鉄鋼館」を利用した施設。「スペースシアター」では、当時の最新技術による音楽とレーザー光線によるショーが行われていたそう。その時代をほうふつとさせるダイナミックな演出で、タイムスリップした気持ちになれるはずだ。
水曜休園(4月1日~ゴールデンウィーク、10〜11月は無休)。自然文化園と日本庭園の共通入園料は大人が260円、小・中学生が80円だ。ただし、太陽の塔の内部見学は720円(小・中学生は310円)、EXPO’70パビリオンへの入館は500円(高校生以上)の別途料金がかかるので注意してほしい。
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