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2025年に開催される大阪・関西万博に先駆けて、タイムアウトマーケット大阪(Time Out Market Osaka)がオープンする。読者の中には名前を聞いたことがある人もいるかもしれないが、タイムアウトマーケットとは、編集者がキュレーションした食と文化を体験できる世界初のスペースで、その都市の最も優れたシェフやレストラン、ユニークな文化体験が集結するフードマーケットだ。
2014年にポルトガルのリスボンに1号店がオープンし、その後ニューヨーク、ボストン、マイアミなどアメリカを中心に広がり、2021年にはドバイに進出。今後ポルトとアブダビへのオープンも決まっている。
そして、アジア初となるタイムアウトマーケット大阪がオープンするのは、オフィス、ホテル、商業施設、都市公園、住宅などが一体となった大阪駅前の貨物ヤード跡地の大規模複合開発の「うめきた2期地区開発プロジェクト」商業エリアだ。
オープンに際しては、関西トップクラスのシェフやレストランの料理をはじめ、受賞歴のあるミクストロジストのカクテルや大阪の新進気鋭のアーティストが生み出すカルチャー、エンターテインメントを楽しむことができる。約3000平方メートルのスペースに、15のレストランと2つのバーが軒を並べる。
タイムアウトマーケット共同最高経営責任者(CEO)のディディエ・ソイヤットは、「私たちは、阪急阪神不動産と協力して、大阪の食と文化を一つの屋根の下で提供できることを楽しみにしています。2025年は、万博の開催を控えて大阪に注目が集まっている年であり、大阪の最高のものをキュレーションする絶好のタイミングです。タイムアウトマーケットは、大阪に新しく、ユニークなものをもたらします。ほかでは味わえない食と文化の体験。これこそ、タイムアウトマーケットが単なるフードコートを超えた存在になる理由です」とコメントしている。
なおタイムアウトマーケット大阪は、ロンドンに本社を構えるタイムアウトグループPLC(AIM: TMO)が、阪急阪神不動産株式会社とマネジメント契約を締結し実現。
「くいだおれ」の街で、新しい食と文化の体験を楽しんでほしい。
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