京都にある中華の名店「創作中華 一之船入」。オーナーシェフのギ・ヨシユキ(魏禧之)による渾身(こんしん)の新ブランド「魏飯焼味(ギハンシュウメイ)」が、「タイムアウトマーケット大阪(Time Out Market Osaka)」 に初登場する。
「生まれ故郷・横浜中華街で食べた懐かしの味を、ここ大阪で」をコンセプトにギが打ち出すのは、香港のローカルフード「焼味」である。焼味とは、専用の焼き釜を使い下味を付けた豚肉や「鴨子(ヤーツゥ)」などをあぶり焼きにした肉料理を指す。
広東料理の世界では「焼味師」という専門の職種があり、 高度な技術が必要とされる。熟練の焼味師が焼き上げるクリスピーポークは、皮はザクっと香ばしく、肉はしっとりジューシーだ。鴨子を1羽丸ごと焼き上げるローストダックや釜焼きチャーシューなど、ご飯にも酒にも合う焼味が揃う。
本店の名物メニューであるシューマイや蒸し餃子など、多彩な点心も必ず食べておきたい。