1938年創業、ロサンゼルス発の高級ステーキチェーンの恵比寿店。日本国内にはそのほか赤坂と大阪に店舗がある。
肉を分厚く切り分ける「ロウリーズカット」や「ダイヤモンド・ジム・ブレディカット」といった、アメリカらしいダイナミックなサイズで提供するローストビーフとステーキが売り。国内の店では『トーキョーカット』という日本人向けの特別サイズもある。ランチタイムは『プライムリブプレート』と呼ばれる、ローストビーフと取り放題のサラダ、デザートバー、ドリンクのセットが食べられる。
最も安いランチでも税込み5,500円を超える、いわゆる高価格帯の店だが、きめ細やかなサービスやラグジュアリーな空間は、さすが価格相応。ホテルのメインダイニングともまた違う、独特の高級感ある雰囲気に満ちている。ボリュームたっぷりの牛肉メニューを食べに来る、というより接待やデート、家族のとっておきの会合など、大事な相手と静かに時間を楽しみたいときに、利用したい店だ。
テキスト:浅野 陽子(フードライター )