障害者をはじめとするマイノリティや福祉そのものに対する「意識のバリア」を取り除くべく開催されている『超福祉展』。会期中には、タイムアウト東京がディレクションするシンポジウムが開催される。各セッションにはタイムアウト東京代表取締役の伏谷博之がシンポジウムディレクター/モデレーターとして参加。「Beyond Diversity」をテーマに科学やテクノロジーの進歩により拡張していく世界について、ダイバーシティの先にある未来をディスカッションしていく。
「Beyond nurturing」をテーマに行われる第5回には、パラリンピアン(八千代工業所属)の土田和歌子、国際メディアコンサルタントであり、産業能率大学准教授の七尾藍佳が登壇。「待機児童ゼロ対策」がさまざなレイヤーから求められ、子育ての環境を整えていこうという動きがあるが、大きな声で語られない子育ての課題はまだまだ多数ある現状について、子どもや家族が多様なスタイルで生活していくための選択肢を広げるためには何が必要なのか。具体的な事例を紹介しながら、子育ての未来について考える。
土田和歌子(パラリンピアン)
2004年アテネ夏季パラリンピックで5000mで金メダル、マラソンで銀メダルを獲得し、日本人史上初の『夏・冬パラリンピック』金メダリストとなった。現在は海外メジャーマラソンレースを中心に活動し、2020年東京パラリンピック出場を目指す。
七尾藍佳(国際メディアコンサルタント/産業能率大学准教授)
国際メディアコンサルタント、産業能率大学准教授。日本の経済、政治ニュースを世界の金融リーダーに向けて発信するほか、現在は、コンサルタントとして企業の危機管理や海外メディアに特化したメディア戦略の策定に携わる。
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