新宿駅東南口から徒歩1分、甲州街道の高架下にあるレストランとイベントスペースを兼ねた場所。新宿区の開発計画により2016年にリノベーションされ誕生した。
イベントスペースは大手メーカーの新商品サンプリングや、映画会社の新作PR時などに利用されるが、通常はその奥にあるレストランのみが、昼夜ともに常時営業している。
店内はとにかく派手、の一言。全200席あり、ソファ席、バーカウンター、こたつのある小上がりが巨大なスペースに点在する。おでんや寿司、中華ちまき、焼き鳥と注文できる料理はバラエティーに富み、屋台のようなそれぞれの店舗から提供される。ガイヤーン(タイの焼き鳥)、サテ(マレーシアやインドネシアの串料理)といった東南アジア系のつまみも楽しめる。ドリンクはビール、ハイボール、日本酒、ワインなどさまざま。
客は店内のどの席に座ってもよい。初めて訪れた際はビビッドかつ斬新な内観とコンセプトに圧倒されるが、料理は何を選んでもクオリティーが高くおいしい。
客層は幅広く、女性や男性のみのグループ客、カップル、外国人観光客から小さな子ども連れのファミリー客までいる。昼から夜までの通し営業で(ランチタイムは専用のセットメニューを提供)、自由な使い方ができるだろう。
テキスト:浅野 陽子(フードライター)