渋谷百軒店商店街にある、外観はタバコ屋だが、実はカレー店のフラヌール。もともとはタバコなどを販売する商店として営業していたのだが、1990年からカレー屋に転身した。看板メニューは「ステーキカレー」(1,500円、以下全て税込み)。120グラムのステーキが乗った、食べ応えのある逸品だ。ちなみに、ランチタイムには1,250円と少しお得に食べられるのでおすすめ。カレー以外にも、「生姜焼き丼」や「ピラフ」などのメニューもある。
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タイムアウト東京 > Things To Do > 東京のシークレットスポット50選
タイムアウト東京では、今までベストレストランや、ショップを紹介してきたが、東京には秘密にしておきたいとっておきの場所がある。この特集では、隠れ家レストラン、バー、黒湯温泉にストリートアート、バイブバーに知る人ぞ知るディープなショッピングスポットと、グルメやショッピングから、カルチャーまで、すべてが充実している東京だからこそ見逃していた秘密のスポットを紹介する。
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『東京、隠れ家すぎる店6選』
渋谷百軒店商店街にある、外観はタバコ屋だが、実はカレー店のフラヌール。もともとはタバコなどを販売する商店として営業していたのだが、1990年からカレー屋に転身した。看板メニューは「ステーキカレー」(1,500円、以下全て税込み)。120グラムのステーキが乗った、食べ応えのある逸品だ。ちなみに、ランチタイムには1,250円と少しお得に食べられるのでおすすめ。カレー以外にも、「生姜焼き丼」や「ピラフ」などのメニューもある。
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音楽ユニット「Sugar’s Campaign」での活動など、媒体の垣根を越えた表現をし続けるマルチアーティストSeihoがプロデュースした、住所非公開の隠れ家おでん屋。コンブとカツオベースにしただしが自慢だが、日々試行錯誤し進化している。おでんはコースでの提供(3,000円から)で予約制。
生のサンショウをウオッカに漬け込んだ「山椒と木の芽のサワー」など、ドリンクメニューもこだわりのものを提供している。金、土曜は朝5時まで営業しておりライブやクラブ帰りの客も訪れ、だしで味わうかすうどんが好評だ。不定期休業があるため、スケジュールはSNSなどでチェックしてから行くといいだろう。
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バーであふれた新宿3丁目の通りを抜けた場所にある居酒屋 。2020年に店名と業態を変更し、熊本直送の新鮮な馬刺しを提
注目は、「ここが入り口か?」と疑うドア。冷蔵庫のドアを選んで、レトロな隠れ家に侵入しよう。盛岡五郎時代のいちおしメニューだった、豚の内蔵、キャベツ、豆腐を混ぜて煮込んだ「ホルモン鍋」が健在なのはうれしい。信じられないぐらいおいしく、クセになる味だ。
人形町にあるキハは、東京の鉄道ファンが仕事終わりに訪れる場所だ。バーの2階は電車の車両を再現しており、網棚や吊革、吊り広告、駅名板、路線図は全て本物だ。
店内がリアルすぎて、少し酔っていると、車両が動き出すのではないかと錯覚しそうになる。 食事は塩漬けの魚や、塩味の豚肉にコーンなどさまざまな缶詰を提供。駅弁が普通になる前に鉄道で食べられていた懐かしの軽食である。オリジナルのワンカップ酒や巨大なジョッキのビールを飲みながら、壁に飾られた鉄道関連の記念品を堪能しよう。もし本当の鉄道マニアになりたいのなら、駅長の制服を着てみるのもいいだろう。
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「沸騰小吃城(フットウシャオチーチェン)」は、中国全土の屋台料理が勢ぞろいしているフードコート。日本では珍しい湖南料理や湖北料理、福建料理や東北料理などを食べることができる。地域ごとに屋台が分かれており、いずれも独立した店舗が入居しているそう。
おすすめは平打ち麺にピーナツを和えたまぜ麺の「沙县拌面(シャーシィェンバンミィェン)」や、ウナギのつみれ団子である「福州魚丸」などの福建省のメニューだ。いずれも注文後にキッチンで手作りしており、出来たてが楽しめる。
メニューはテーブルに置いてある「QRコード」をスキャンして、スマートフォンで注文する。会計は入り口のカウンターでまとめて支払う仕組みだ。
2013年にオープンした、日本郵政と東京大学が共同運営する学術文化施設。
局舎の建築的特徴をいかした展示空間のなか、東京大学開校以来135年に渡る学術標本のコレクションから、剥製、骨格標本、模型船などを最新の学術研究の成果や芸術表現などを交えて無料で公開している。
東京大学のメインキャンパスから程近い場所にある、江戸時代に創業した350年もの歴史を持つ養殖場。敷地内には、金魚鉢や水槽がずらりと並び、さまざまな種類の金魚や錦鯉が泳いでおり、「金魚すくい」もできる。鯉や金魚が泳ぐ釣り堀で「金魚釣り」もできる。また、池のひとつを改装して建てられた、喫茶店も併設されており、吹き抜けの広々とした洋風の店内では、珈琲や、中国茶、スイーツのほか、アルコール類、葉巻まで揃い、予約必須の本格懐石や、定食メニューなどが味わえる。
渋谷で待合場所としても有名な犬の銅像は、東京に住む人なら誰でもその存在を知っているだろう。なんと、2年前にハチ公の没後80周年を記念して、新しい像が東京大学キャンパスに建立された。
ハチ公の飼い主であった上野英三郎は、大学教授として東京大学に勤務し、ハチ公が待っている渋谷駅まで、毎日帰宅するために立ち寄っていた。上野の没後、ハチ公はその後10年間、息を引き取るまで忠実に上野を待ち続けたと語り継がれている。新しい像は、犬と主人が再会する様子を再現しており、この逸話はハッピーエンドになった。
ゆるキャラ®である「ひこにゃん」のモチーフとなった招き猫発祥の寺。世田谷の領主であった井伊家の江戸の菩提寺で、東京都指定史跡である井伊直弼の墓がある。そのほか、境内には、三重塔や右手を上げている招き猫が並び、秋は世田谷区の中でも有数の美しい紅葉を見せる。
中目黒にあるメキシコ料理店ジャンカデリックを訪れれば、ブリトー、マルガリータに加え、日本人のストリートアーティストSasuのウォールペインティングで目の保養もできる。Sasuは、アートプロジェクトHitotzuki(ヒトツキ)のメンバの一人としても有名だ。シンメトリーに描かれた独特の花は、曼荼羅からインスピレーションを受けている。
Sasuは、台北、香港、ベルリン、ロサンゼルス等の展示会を行い、2014年にはペリエとのタイアップでボトルの側面のデザインにも選ばれた。2009年に完成したジャンカデリックの外部のウォールペインティングは、「静寂を保ち、情熱を保つ」と呼ばれており、Sasuのブログによれば、困難を乗り越え、静寂と情熱を結合させ、ポジティブな感情をひとつにするということを表現しているそうだ。
日本橋にある創業1931年の老舗洋食店、たいめいけんの3階にある博物館。江戸凧を中心に、同店のオーナーが集めた3000点あまりの凧が展示されている。インドネシア産の乾燥させた葉で作られたもの、侍の版画がプリントされたもの、発泡スチール製のものなど、世界中の凧が壁から天井まで、室内を埋め尽くす。外国からの客人を連れて行くのにもうってつけ。
2006年に完成した世界最大の地下洪水放水路施設。「地下神殿」として知られており、高さ約70mのシャフト5本から構成され、6.3kmのトンネル、調圧水槽、59本の巨大なピラーが、江戸川に直接放流するためのポンプに接続されている。水路は見学可能で、ガイド付きツアーも行なわれている。
代々木上原にはモスクがある。東京ジャーミイは、敷地内にイスラーム教やトルコ文化を紹介する「トルコ文化センター」も併設している。基本的に一般公開されており、イスラーム教徒でなくても内部を見学することが可能。モスクでは、イスラーム教への改宗を勧める行為が禁じられているので、安心して見学してほしい。ただし礼拝堂でお祈りしている人の邪魔にはならないように気をつけてほしい。
芸術家で建築家の荒川修作とマドリン・ギンズによる、世界で最初に完成した「死なないための住宅」。三鷹市のランドマーク的存在で、9戸の集合住宅は、内外装に14色の鮮やかな色が施され、部屋ごとの色の組合せが全く異なるのが特徴だ。
基本的には住宅なので、訪れる際は、しばしば行われる見学会のタイミングに合わせてほしい。
3代目彫よしが40年にわたって収集してきた世界中の刺青文化、風俗、歴史に関する資料が豊富にそろう博物館。江戸時代から現代までの刺青の歴史や、グローバルな観点から考察した刺青について学ぶことができる。
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『東京で行くべきタトゥースタジオ』
コレクターによって集められた手帳が閲覧できる風変わりな図書室。年齢や性別、職業が載った目録から読みたい手帳を選ぶことができ、出合うことのなかった他人の日常をのぞき見できる。
コーヒーの染みが付いた手帳、学校の時間割が書かれたスケジュール帳、時代を感じさせるプリ帳など、その種類はさまざま。個性的な手帳から、書き手の当時の心境に思いを馳せたり、恋人や友達と一緒に書き手の性格を予想したりするのも面白い。
感情移入できる書き手と出会うとついつい時間を忘れて没頭してしまうかもしれない。長めの時間で予約しておくといいだろう(1時間1,000円から利用可能)。
住宅地のど真ん中に建てられており、アートギャラリーの「ピカレスク」が併設しているため、一見すると分かりにくい。訪れる際には事前に場所をチェックしておいた方が良いだろう。
東京には独特のストリートアート文化が根付いている。渋谷に行けば、ありとあらゆる場所にステッカーが貼られているのを発見できる。
ステッカー探しを始めるなら、センター街を歩いて、適当な路地に入ってみるのがいい。渋谷には、シェパード・フェアリーやB.N.E.に似たものから国際的に有名なステッカーが大量に貼られている。 東京のストリートアーティストの作品としては、放射能の雨を避けようとする少女、原子力産業におべっかを使う安倍晋三首相を登場させる活動家の281_Anti Nukeのポスト福島のステッカーなどがある。 東京のストリートアーティストが皆、明白な政治的メッセージを持っているわけではないが、美しいデザインのストリートアートは、日本の権力に歯向かってもしかたがないという聞き飽きた考えとは、違うものがある。
店内にずらりと並ぶのは、すべて北海道産のチーズ。ショーケースに飾られているホールで取り寄せたチーズから、「田楽みそ漬けカマンベール」などの珍しいチーズまで、様々な種類のチーズが販売されている。取り揃えられている200種類以上のチーズは、すべてチーズコンシェルジュの今野徹によって厳選されたもの。彼のチーズの知識が豊富なことはもちろん、チーズを作った人やその家族、チーズが生まれた環境など、それぞれのチーズの背景までも把握している。
浅草にあるイングリッシュパブ。毎日ジャズのライブを開催しており、最終ステージはカバーチャージフリーで楽しめる。イングリッシュスタイルのバーメニューの定番は「ザ・フィッシュ&チップス」やビールのつまみに合う「スパイシーフライドポテト」など。英国王室御用達の「バス・ペールエール」をはじめとするビールから、カクテルメニューまで充実している。浅草限定メニューとしては、大きめグラスでゴクゴク飲める「ディキシーハイボール」を勧めたい。また、外国人の常連客が多く、国際色豊かな雰囲気も楽しい。
秋葉原の雑居ビルの地下に潜むギャラリーアパレルショップ。80、90年代の成人向けアニメや漫画、PCゲームのロゴやキャラクターをモチーフとしたオリジナル雑貨を扱う。
中でも目を引くのが「ANGEL」「校内写生」などで知られる漫画家・遊人とコラボレーションしたグッズたち。程よくデフォルメされた「90Sタッチ」の女性イラストが描かれたTシャツやパーカーのほか、アクリルパネルなどを販売している。服はユニセックスでXとX Lの2サイズのみだ。
店内は、90年代レトロや「ヴェイパーウェイブ」といった過去から現代までの多彩なトレンドを独自の世界観で表現。ネオンライトの妖艶な光と無機質な金属素材と植物が入り混じる、怪しく、懐かしくも新鮮な空間だ。ネオノスタルジックな趣をぜひ堪能してほしい。
広尾に住む人には、知られたツリーハウス。1階には、フラワーショップ「フルール・ユニヴェセール」があり洒落た雰囲気がある。1階と2階は、フラワーショップとなっており、さらに上の階に昇ると、フォカッチャ、サンドイッチ、デリ、サラダ、マフィンが味わえるウッドデッキのカフェスペース「レ・グラン・ザルブル」が現れる。この店で1番の席は、暑すぎる日でなければ屋上のテラスだろう。犬を連れて訪れることもできる。
足立区の竹の塚にある古民家カフェ。1939年に平田源七の家として建設された建物は、国の登録有形文化財にも指定されており「昭和の家」という愛称で親しまれている。
建物に足を踏み入れると、広縁部分に造られたカフェスペースにスタッフが案内してくれる。室内は和洋が混合した重厚ながらも落ち着いた雰囲気。昭和初期のモダニズムを感じられ、静かな時間が流れている。どの窓からも、手入れが行き届いた日本庭園を眺めることができるのも魅力。午後には温かい光が差し込む。春には梅やツツジ、秋には紅葉が楽しめるそうだ。
ドリンクメニューが豊富で、ハンドドリップのブレンドコーヒーや、菓子付きの抹茶などがそろう。「自家製季節のフルーツタルト」や、日替わりのケーキなどと合わせて注文すれば100円引きになるのもうれしい。気品の感じられる食器やカップにも注目だ。読書をしたり作業をしたり、各々の時間をゆっくりと過ごしてほしい。
新日本橋駅近くにある喫茶店。1978年創業で、いつの間にか生い茂っていたというツタに覆われた入り口が印象的な一軒だ。
特に、サービス精神旺盛なモーニングが人気で、「日本橋でモーニングといえばここ」という人も多い。バタートースト、ツナサンド、ブルーベリージャムトースト、チーズトーストと、4種類から選べる時点でも豪華だが、トースト類にハムエッグやサラダ、季節のフルーツ、ドリンク(コーヒーか紅茶)が付いて550円という点も、このエリアで働く人の強い味方になっている。
モーニングは、店がオープンする7時から11時までの提供(なくなり次第早めに終了することもあり)。そのほか、昼時にはランチセットを提供したり、クリームソーダやレモンスカッシュ、自家製ケーキなど、喫茶店の王道メニューも豊富に揃っている。
「丸の内ハウス」には何軒かの有名ステーキハウスや鉄板焼き店が入居している。そのなかでも品質、コストパフォーマンス、景色の組み合わせで群を抜いているのが「グリルうかい」だ。
丸の内ブリックスクエアを見下ろせる、テラス席も備えている同店には、石に覆われたエントランスを通って密やかに到着できる。最高級の和牛カットステーキや、イベリコ豚、海鮮などがプリフィックスメニューに含まれている。5,500円から楽しめるランチメニューはコストパフォーマンスが非常に高い。
アンティークとアートを融合した、クスッと笑えるアイテムを取りそろえている「アクビ(Aquvii)」。ブランド名には「あくびのように人から人へ伝染していってほしい」という思いが込められている。
海外で出合ったビンテージからインスピレーションを受けたオーナーが、オリジナルのプロダクトを制作する。アクセサリーやバッグ、洋服など幅広いアイテムが並び、思わず手にとってしまうだろう。
代官山の実店舗から移転し、住所非公開の秘密基地スペースとしてオープン。店舗への行き方は、公式Instagramのダイレクトメッセージかショップのメールアドレスに問い合わせると、優しく住所を教えてくれる。
都内のディープスポットとして知られる、戦後昭和の雰囲気満載の野方文化マーケット内にある雑貨屋。駄目で無駄な民具、通称「駄民具」を専門的に扱う。怪しげな店構えにちゅうちょせず、そのまま足を踏み入れてみよう。来店する者を待ち構えているのは、まるで異次元に迷い込んだかのような摩訶(まか)不思議な空間だ。
店内にあふれかえる「駄民具」たちは一つ一つが個性的で、使い道は不明だがなぜか欲しくなってしまうアイテムばかり。店舗の2階部分はホラーやショック、エロスをテーマに集められたジャンクグッズや、レトロなエログロ物のVHSなどマニアックなコレクションを常設展示している。
※展示への入場料は200円
新宿ゴールデン街にオープンしたレモンサワー専門店。レモンサワーをメインにしているというだけでも、どんな店なのかかなり惹かれる部分はあるが同店の魅力はそれだけではない。
なんと店の壁一面には所狭しと数々の本たちが並べられているのだ。同店のオーナーを務める田中は直木賞作家、田中小実昌の孫であるため、田中小実昌が執筆した本や彼と交流のあった作家の本などを中心に来店客が持ってきた本も置かれている。
古本屋はともかく、現在の書店ではなかなか見かけないようなものも数多くあるので、レモンサワー片手に新たな世界に足を踏み入れることのできる絶好の場となっている。
ミシュラン一つ星を獲得した、天ぷら元吉の派生店。元吉の名物であるサツマイモの天ぷらをテイクアウトで販売している。商品は1個からでも注文できるのがうれしい。
おすすめは、サクサクの天ぷらを乗せた塩ソフトクリームの「塩そふと丸十」(650円)。1時間かけて調理して、余分な油をカットしたサツマイモは滑らかな食感と上品な甘みが楽しめる。「能登浜塩」と「東京牛乳」を練りこんだ甘じょっぱいソフトクリームとの相性は抜群だ。コーンには2つ、カップには3つの天ぷらが付く。
サツマイモは茨城県鉾田市の農家、鹿吉の「シルクスイート」、天ぷら元吉と同じく最高級のブレンド油を使用している。季節によってその味わいが異なる点にも注目してほしい。「新丸十」「旬丸十」「名残り丸十」と同じ品種のサツマイモながら甘みや酸味、食感まで別ものだ。皮のむき方や衣、揚げ方も時期によって変えている。
サツマイモの隠語である「丸十」という江戸時代に使われていた呼び方を現代に継承させているのも粋な計らいだ。江戸っ子を気取って注文してみよう。
東京には、月に1度入場料が必要になるコンビニがある。食料品や雑誌が売られる店内で、秘密のDJイベントが行われているのだ。偶然通りかかった人や、熱心な音楽ファンが集まっており、もともと地元の人の憩いの場となるようにはじめられた。主催するのは、音楽や映画評論、大学講師などなど多岐に渡った活動をする岸野雄一(@kishinoyuichi)。毎回岸野とゲストによるDJパフォーマンスが行わており、2,000円の入場料を払えば、酒、ソフトドリンクは飲み放題。地下のスペースでは軽食も食べられる。残念ながらこのイベントの開催場所は教えられない。ヒントは、店に飾られたレコードと隅田川の近くだということだ。
高円寺北の中通り商店街にある、異色のファッションビル。戦前に建てられ、改装自由となった建物に、古着のリメイクアイテムなどを扱うサウスポー、はやとちり、ililといったユニークなアパレルショップや、ファッションブランド「GARTER」の江幡晃四郎が手がけるギャラリー、アーティスト集団Chim↑Pomの週末ショップ兼オフィスが入居している。ファストファッションが台頭し、没個性化する昨今のファッション界に抗うように、自由奔放な輝きを放つ品々は、国内外のファッション好きを魅了し、ハイブランドのデザイナーやレディー・ガガらも宝探しに通うという。
代官山の住宅街、怪しげなアパートの一室にあるアーティスト加賀美健によるセレクトショップ。同ショップでは自身がセレクトした古着、雑貨や古本などを取り扱うほか、加賀美のブラックユーモアセンスの溢れるオリジナルアイテムも販売されている。もし、彼の作品を見て興味を持ったならば、ぜひ訪れてみるといいだろう。
立石駅から徒歩6分ほどの場所にある、日本で初めて寺に設置されたプラネタリウム。毎月異なるオリジナルプログラムとテーマを住職の春日が考え投影している。解説は春日と女性解説員の2人で行われ、ゆるく突拍子もない掛け合いはコントを聞いているようだ。天文学好きは訪れるべきスポットだ。
35年間にわたって渋谷公園通りで開館してきた、たばこと塩の博物館が、墨田区横川の地にて新たに開館した。敷地はおよそ2倍になり、常設展示室、特別展示室だけでなく、ワークショップルームや図書閲覧室、多目的スペースなど、新たな施設も充実。特別展や講演会、講座、映画上映会など多彩なイベントも開催する。
渋谷駅からほど近い道玄坂にあるコンセプトバー。大手アダルトショップのワイルドワンが経営している。女性器型の入り口を抜けると、バーカウンターに並ぶ圧巻のバイブに驚かされるだろう。展示されているバイブは350本以上で、触ることが可能だ。また、「バイブソムリエ」の女性が個人に合ったおすすめのバイブやどのような用途に使用すると良いかなどを教えてくれる。デートや友人同士で楽しめる、渋谷のディープスポットだ。また、男性同士や、男性1人での入店は不可となるので気をつけよう。
恵比寿公園と同じ敷地内にあるビルの入口で、インターフォンを押しオートロックを解除してもらうと辿り着く大人の空間。代官山、渋谷、恵比寿と3面に広がる夜景を眺めることができる。1999年11月開業のオーセンティックバーながら、隠れ家からのこの眺望は贅沢過ぎる。
「世界のベストバー50」や「アジアのベストバー50」などでランクイン入り常連のSG Groupが手がける「カクテル居酒屋」が渋谷にオープン。 グループの代表を務めるのは、世界ナンバーワンバーテンダーの称号を持つ後閑信吾だ。
ゑすじ郎(SG LOW)は、同グループによる国内3店舗目の店。バーの街、ニューヨーク、イーストビレッジからインスパイアされた新しいスタイルの一軒になる。
2020年6月には、大正モダンな「カフェー」を現代のカクテルバーとして表現したザ・ベルウッドなど、斬新なコンセプトの店をオープンしてきたグループだけに、期待が高まる。
蒲田駅西口、バーボンロードの近くにあるジャズバー。ジャズ喫茶が全盛期だった1975年にオープンした、屋根裏の隠れ家のような場所だ。チャールズ・ミンガス好きな店主が、当時4文字漢字の喫茶店がなかったことと、彼の楽曲から「直立猿人」と名付けた。
厳格なジャズバーというよりは、カジュアルに酒やコーヒーを飲みながらリラックスして音楽を楽しめる店だ。2015年に店主が引退し、新マスターがこの歴史を引き継いだ。常連客が多く、入り口は入りにくそうな雰囲気だが、積み重ねられた歴史が残る貴重な場として思い切って足を踏み入れてほしい。
カバーチャージなどはなく、アルコール類は500円台からと良心的で、年に数回ジャズのライブも行われている。
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浅草駅直結の浅草地下街にあるベトナム料理店。 化学調味料を一切使用せず、ハーブをたっぷりと使った身体に優しい料理を提供している。
名物の「豚ひき肉のレモングラスそぼろご飯」は、レモングラスの香りがほのかに漂うピリ辛の豚肉そぼろとジャスミンライスの相性が抜群で何度でも食べたくなる味。店内はカウンター7席となっており、入店出来ない場合もあるので予約をするのがベストだ。
何の変哲もない工業地帯も、夜間に訪れれば、光の城のように照らされたクレーン、発電所、工場群が昼間とは異なる顔を見せている。狭い運河をさざ波を立てながらボートで通り抜ければ神秘的な気分を味わえるだろう。
東京、目黒にある円形のスケートボード用プールとキャンピングカーを有するリラックス空間「サノバチーズ(Son of the Cheese)」。多くのクリエイターが集う場所として知られ、 同名のアパレルブランドも全国区でファンが広がりつつある。
そんなサノバチーズが渋谷の並木橋にひっそりとオープンさせた新たな遊び場は、ブランドのアイテムが並ぶショップスペースのほか、サンドウィッチ店「バイミースタンド」を併設するなど、新しい旗艦店のあり方を提示している。
デザイナーと親交の深いアーティストの作品も展示販売するなど、通常の洋服店にはない個性を発揮する。渋谷の喧騒(けんそう)から離れた、落ち着きのある並木橋エリアの隠れた名所である。
1973年に開業された歴史あるラブホテル。外観はなんと城。周囲にはビルやマンションが建ち並ぶなか、城が出現する景観は圧巻である。当時はこの外観が話題になり、メディアにも多く登場したそう。現在は改装されているが、外装は当時の面影が残ったままだ。
内装はメゾネットタイプの部屋や、最上階には贅沢な気分を味わえる露天風呂付きの部屋なども完備されている。ベッドはシモンズやシーリーなどの高級ベッドメーカーでそろえられており、寝心地も抜群。この優雅さは目黒エンペラーならでは。つかの間の王族気分を体感してみよう。
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