高円寺ストリート
小さな飲食店が軒を連ねる、高架下通り。夜になると店々の灯りがともり、昼間とは違った雰囲気を醸し出す。高円寺らしい雑貨店や古本屋も点在。そぞろ歩けば、みうらじゅんが「日本のインド」と呼んだこの街の空気を味わえるだろう。
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東京23区の中でも、特に個性的な区として名高い杉並区。「アニメタウン」としても知られ、ガンダムの生みの親サンライズ社をはじめとする、約70の制作スタジオを有している。杉並アニメーションミュージアムの存在は、アニメ産業が区の経済の柱を担っていることの証だ。
また、商店街に活気があるのもこの区の特徴。多くの駅前に、それぞれ独特の色合いと雰囲気を持った商店街が存在している。本ガイドでは、クールな高円寺を中心に、阿佐ヶ谷と荻窪、西荻窪の面白いヴェニューを紹介。まずは各エリアの概要から見てみよう。
高円寺:アングラウンドな音楽シーンと、ヒップな飲食店やバーが立ち並ぶことで有名なエリア。8月に開催される阿波踊りの祭りは東京一。1年を通して「東京で最もクールな界隈」と自称している。
阿佐ヶ谷:カウンターカルチャーが花開いた1960年代以降、さまざまなサブカルチャーのコミュニティがこの街を本拠地に選んできた。現在は、多くのアニメスタジオが集まることで知られる。毎年、ジャズフェスティバルが開催されるなど、洗練されたエンターテインメントシーンでも名高いエリア。
荻窪:東京でラーメンツアーをやるなら、このエリアを見過ごすわけにはいかない。東京で最高のラーメン店のいくつかがこの街に店を構えている。歴史と文化の街としても知られ、大正から昭和にかけて多くの文化人たちに愛された。
西荻窪:杉並区の西の端に位置するこの静かな街では、風変わりな古道具店やスローな喫茶店、高級マンション、安い居酒屋などが奇妙に同居し、探索に飽きることがない。
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