JR蒲田駅の西口から徒歩5分の「サンロード商店街」に、2024年8月にオープンした「中華そば きくたに」。半分屋外のようなビニールシートで覆われた外観が特徴的だ。
「中華そば」(860円〜、以下税込み)は、脂が少なくだしのきいた味わい。食べ飽きないけれど記憶に残るラーメンを目指したという。スープは鶏と豚の動物系に、数種類の節系をふんだんに使っただしを使っており、香り豊かで濃厚でいながらもさっぱりとうまみを堪能できる。
麺は製麺後に熟成させた自家製熟成麺で、もっちりとツルッとした歯応えがスープとの相性抜群だ。シンプルながら至極の一杯が堪能できる。
国産豚バラを徹底した温度管理でじっくり炊いたチャーシューは、とろとろでほろほろの食感でおいしい。上に振りかけられる白ネギも良い。「チャーシューメン」(1,210円)は、ぜひ注文しておきたい。
また、ラーメンと合うサイドメニューとして「鮪ちらし」(360円)も試してみてほしい。
JR新橋駅から徒歩5分の場所に、横浜の人気店「ノ貫」出身が営むラーメン店「左とう」がある。居酒屋「今ここに 酒と人と肴」を平日昼間だけ間借りする形で2024年8月に営業をスタートしたが、すぐに行列を作る話題店になった。
メニューは「牡蠣蕎麦」(1,200円、以下税込み)と、「帆立バター蕎麦」(1,200円)の2本立てだ。人気の牡蠣蕎麦は牡蠣(かき)の風味が詰まった、濃厚なスープが特徴的。濃厚でいて、口当たりは軽やかで、そのうまみにつられてついつい飲み干してしまう。
麺は細麺のストレート麺で、牡蠣の風味の中に小麦の味わいも広がる。丁寧に仕上げられたチャーシューも絶品である。
替え玉スタイルで注文できる「和え玉」(400円)は2種類あり、「牡蠣」と「蟹味噌」から選べる。濃厚なニンニク入り牡蠣ペースト、蟹味噌がかけられた中太麺をそのまま食べたり、残ったスープに浸けて食べたり、最後まで味わい深く楽しめる。
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※2024年12月22日オープン
吉祥寺駅から徒歩5分。井の頭公園に面した絶好のロケーションに、シュガーバターのシンプルなクレープで人気の「オーシー トーキョー(ØC tokyo)」の2号店が誕生する。
コペンハーゲンで人気の「Prolog(プロローグ)」の浅煎(い)り豆を使用したコーヒーやラテ、エスプレッソが味わえるほか、シグニチャーのクレープももちろん用意する。さらに、1号店のディナーコースで提供していたアズキが入った「Rap Crape」(テイクアウトのみ)が同店からレギュラーメニューとして加わった。
コーヒーを淹れてくれるのは、かつては渋谷のカフェバー「アッシュ ゼロ ウェイスト カフェ アンド バー (æ zero-waste cafe & bar)」に在籍していた経歴を持つ腕利きのバリスタだ。
「カフェラテ」(650円、以下全て税込み)は北欧スタイル。フルーティーな浅煎りコーヒー豆の特徴を生かし、苦みが少なく軽やかなコーヒーの輪郭を感じさせつつも、ミルクの甘みが引き立つ。冷めてもおいしさが持続する飲み口がクセになる。
内装設計は代々木上原店に引き続き、建築家のクマタイチが手がけた。北欧らしさを感じさせる清々しいブルーの座面をした丸椅子などはそのままに、同店はカウンターを新たに設置。カフェバーのような雰囲気も感じさせる。天気の良い日はテラス席もいいだろう。
フードは、「Crepe」(1,200円)、「Homemade Granola」(1,000円)、「Rap Crape」(700円)の3品。ゆくゆくはランチやディナーも検討しているという。
中目黒にあった「中華そばえもと」の流れをくむ巣鴨の人気店、「まるえ中華そば」出身の店主2人が2024年4月にオープンしたラーメン店。店名の「みかん」は「味や思いを貫く」という意味を込めた「味貫(みかん)」に由来しているという。
おすすめは「中華そば 炭火焼きつるし焼きチャーシュー(2枚)」(950円、以下全て税込み)。鳥と豚の動物系だしと数種類の煮干し、かつお節、宗田節などの魚介だしを炊き上げたキレのある醤油スープに、シンプルで丁寧に仕上げた自家製麺が合わさった昔ながらの中華そばだ。部位と調理方法の異なる2種のチャーシュー、ホウレンソウ、メンマ、甘みのある味玉などがトッピングされている。
ほかにも「塩そば」(950円〜)、「さば水つけ麺」(1,250円〜)や、サイドメニューの「チャーシュー炊き込みご飯」(450円)も人気がある。
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JR亀有駅から徒歩3分、アーケード商店街「ゆうろーど仲町商店会」の一角に、2024年7月に注目のラーメン店が誕生した。数店舗の家系ラーメン店で修行した店主が提案する、横浜家系の枠にとどまらない豚骨醤油ラーメンを提供している。
「ハウスラーメンヌードルズ」という店名は家系ラーメンをほうふつとさせるが、あえてはっきりと家系とはうたわず、あくまで「豚骨醤油スタイル」にこだわっているという。
基本となるメニューは「らーめん」と「チャーシューメン」というシンプルな構成だ。「らーめん」(900円〜、税込み)は濃口醤油スープに豚骨がしっかりと溶け込んだ粘度のある濃厚な一杯。濃厚さの中にもマイルドさも残した口当たりで、ストレートの麺が進む。弾力性があり、食べ応え抜群の肩ロースの豚チャーシューもおいしい。
ライスとの相性も抜群なので、注文するのを忘れずに。
近年人気店が集結する亀戸エリアに2024年9月、新たな人気店が誕生した。JR亀戸駅南口から徒歩7分、大通り沿いにある「花筏」だ。
看板メニューは「特製らぁ麺 塩」(1,450円、以下全て税込み)。スープは「大山鶏」をベースにし、豚や牛の動物系のだしに、数種のかつお節と煮干し、「羅臼昆布」など乾物や香味野菜で厚みと広がりを持たせている。カキやアサリ、シジミなどの貝のうまみもプラスされているのも特徴的だ。
一口スープをすすると、甘みが前面に出てきて、そこから味が多重に広がる絶品の味わいである。ほかに類を見ない塩スープは、ただただおいしい。
歯切れの良い柔らかい食感の細ストレート麺、チャーシューは、燻製(くんせい)の香るもんと脂身の強いものの2種。さらにふわトロ食感のワンタン、甘みの強い味玉など、具材も完璧なバランスだ。
そのほかメニューに「醤油らぁ麺」(950円~)がある。サイドメニューの「牛すじ煮込麺」(350円)も人気なので、併せて味わってほしい。
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東急目黒線の武蔵小山駅から徒歩5分、2024年8月にオープンしたラーメン店。「ラーメン消費量日本一」を幾度となく獲得している山形県が誇る名店「金ちゃんラーメン」で修業を積んだ店主が、その味を東京に……という思いで営む。
人気の「山形中華そば」(850円)と「自家製ワンタン麺」(1,150円)は、鶏ガラ・丸鶏・コンブ・野菜などをじっくり炊き、醤油をブレンドしたスープに、熟成させた自家製麺を合わせた入魂の一杯。麺は1玉ずつ手もみして仕上げた、喉越しの良さとモチモチ感が特徴だ。
自家製のワンタンは、フワフワの皮に包まれた肉の食感がクセになる。トッピングの味玉は、甘み全開の半熟の仕上がり。こだわりのチャーシューは、全国の豚からえりすぐった群馬県産「上州麦豚」を使用した自家製のものだ。スープと麺と具材のシンプルでいながらも、飽きのこない完成度の高い一杯である。
そのほかのメニューに、「自家製煮干し中華そば」(1,080円)や「自家製つけ麺」(980円)、1日10食限定の幻の豚「金華豚」のチャーシューを使った「金華豚チャーシュー麺」(2,500円)などがある。
京王線の千歳烏山駅前にあるラーメン店「中華そば華塩」。芦花公園駅にある塩ラーメンの人気店「成城青果」のセカンドブランドとして2024年6月にオープンした。
看板メニューは「牡蠣そば」(850円~、以下全て税込み)と「煮干そば」(850円~)。牡蠣そばのスープは、カキをベースに、シジミ、ハマグリ、アサリなどの貝に、鶏ガラを加えたもの。スッキリとしながらも深みのある味わいが特徴だ。
麺は細麺で、基本の具材は少しだけあぶられたチャーシューに、しっかりと味が染み込んだメンマ、青ネギとシンプルな構成。「味変」のアイテムとしてカキペースト、レモン、宇治抹茶パウダーが添えられ、混ぜ合わせることで濃厚さが増す。「トッピング全盛」(500円)を注文すると、濃厚な甘みの味玉、チャーシュー、カキなどのトッピングを加えることができる。
サイドメニューの「釜めし」(380円)も人気の逸品なので、ぜひ試してみてほしい。
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東急東横線中目黒駅から徒歩5分、東横線の高架下にある飲食店街にあるラーメン店。祐天寺の超人気店「ラーメン ジャジー ビーツ(Ramen Break Beats)」の3号店として2024年8月にオープンした。
看板メニューの「鶏ニボらぁ麺」(1,380円〜)。当グループでよく使っている地鶏・天草大王と数種類の煮干を混ぜ合わせた、合わせたブレンド白湯(ぱいたん)は、鶏白湯の濃厚さと煮干しの風味と渋みが絶妙のバランスでおいしい。三河屋製麺のストレートの細麺の風味もちょうど良い。
「特製」の具材は、のり、青ネギ、味玉、あぶりチャーシュー、ワンタンと贅沢なラインアップ。海苔の磯の香りと煮干しの相性も良い。
その他のメニューに、「醤油らぁ麺」(1,230円〜)、「SIOらぁ麺」(1,230円〜)のほか、鶏と煮干をブレンドした汁なしの「鶏ニボまぜそば」(1,200円)などがある。
JR山手線駒込駅から徒歩3分、線路沿いにあるラーメン店。2023年12月にオープンして、たちまち人気店の仲間入りを果たした一軒だ。新宿ほか多数展開する「ラーメン凪」と蒲田の人気店「煮干しつけ麺 宮元」で修業した店主が、修業元の味を継承したような力強い煮干しラーメンを提供している。
看板メニューの「焼あごらーめん」(950円~、以下全て税込み)は、あご煮干しをふんだんに使い、中毒性の高い濃厚な煮干しスープが特徴の一杯。自慢の自家製麺は超多加水のモチモチの太縮れ麺で、スープとの相性も抜群である。
チャーシューも分厚く、脂身もしっかりとあり、食べ応え十分。トッピングの完熟味玉は、濃厚スープに浸してほしい。より味が濃縮されておいしい。
そのほか、塩スープで仕上げた「焼あご塩らーめん」(950円~)、濃厚さが極まった「焼あごつけめん」(950円~)などを提供する。
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