タイムアウト東京が主催するトークイベント『世界目線で考える。』が開催される。今回のテーマは、『民泊、ホステルと街づくり編』だ。外国人観光客の増加に伴い宿泊施設の不足が大きな課題としてあがっている。解決策のひとつとして「民泊」に期待が集まるが、様々なトラブルや問題が指摘され、業界団体との軋轢もあるようだ。一方で、バックパッカーたちが利用するホステルにも熱い視線が注がれている。最近では大手企業のホステル参入も増えているがここでも様々な課題が表出してるという。インバウンドのさらなる拡大に向けて、注目を集める民泊とホステルは単に宿泊施設のことにとどまらず、これからの日本の街づくりにも大いに関係してくるだろう。今回の『世界目線で考える。民泊、ホステルと街づくり編』では、その可能性と課題について、世界のホステル、民泊の事情に精通する『バックパッカーズリンク』の代表で『GuesthouseToday』の編集長でもある向井通浩と、東急沿線のマーケティング、ブランディング、プロモーション、エリアマネジメントを統括する街づくりのエキスパート、東急電鉄 都市創造本部開発事業部事業計画部 統括部長の東浦亮典をゲストに迎え、探っていきたい。第1部は、ゲストによるプレゼンテーション。第2部は、タイムアウト東京株式会社 代表取締役の伏谷博之がモデレーターとして参加しトークセッションを展開する。
向井通浩(むかい みちひろ)
日本最大級のバックパッカー情報集積サイトJapan Backpackers Link 代表にして週刊『バックパッカー新聞』創刊編集長。若き有望な旅人を発掘する目には定評がある。 ホステル・ゲストハウス・バックパッカーズ専門ニュース配信サイトGuesthouseToday編集長。日本で唯一のホステル&ゲストハウス・ジャーナリスト。民泊にも精通した専門家。各種TV・ラジオ・新聞・雑誌・ネット媒体へこの分野での寄稿や情報提供者、コーディネイターとしても知られる。
中学2年より国内自転車旅行、高校2年より世界一周を誓い海外バックパッカーを始める。大学卒業と同時に長期海外放浪を繰り返す。更生しようと数年勤め人をするが「旅バカ」という不治の病と認識する。モットーは「誰もやらないなら俺がやる」。現在も世界一周中でたまたま日本に沈没中。
東浦亮典(とううら りょうすけ)
東京急行電鉄株式会社 都市創造本部開発事業部事業計画部 統括部長
1985年 東京急行電鉄入社。自由が丘駅員、大井町線車掌研修を経て都市開発部門に配属。
1992年 東急総合研究所出向。
1995年 東急電鉄復職、以降商業施設開発、コンセプト賃貸マンションブランドの立ち上げ等を担当。
現在は、東急沿線のマーケティング、ブランディング、プロモーション、エリアマネジメントを担当。