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ビザなしで渡航ができる国数が多いほど「強い」といわれているパスポート。各国が発行するパスポートで、ビザを取得ぜす渡航できる国と地域を集計している「ヘンリー・パスポート・インデックス」が2023年夏の最強パスポートランキングを発表した。
日本は6年連続で1位を獲得している首位常連国だ。しかし今回はビザなしの渡航国数が減り、3位という結果となった。気になる首位はシンガポール。ビザなしで渡航できる国数は192と最多である。シンガポールは前回も192カ国で韓国と並び2位だったが、渡航国数を維持し単独1位に輝いた。
2位はドイツ、イタリア、スペインで190カ国。3位は日本、韓国、オーストリア、フィンランド、フランス、ルクセンブルク、スウェーデンと7カ国が並び、189カ国であった。
また、最下位のアフガニスタン国民がビザなしで訪れることができる国と地域はわずか27カ国。ヘンリー・アンド・パートナーズによると、過去18年の間にビザなしで渡航できる国と地域の平均数は、2006年の58カ国から最新ランキングの109カ国と、ほぼ倍増したという。「旅行の自由度が向上した」と歓迎した一方で、上位国と下位国の間で「移動を巡る格差がかつてないほど広がっている」とも指摘した。
ランキングの詳細は、「ヘンリー・パスポート・インデックス」の公式ウェブサイトを確認してほしい。
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