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ドミニクアンセルベーカリー、2号店を3月29日銀座にオープン

テキスト:
Shiori Kotaki
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2015年6月に日本初上陸を果たして以来、数々のユニークなスイーツで日本の多くのファンを魅了し続けているドミニクアンセルベーカリー。同ペイストリーショップの2号店、DOMINIQUE ANSEL BAKERY JAPAN at GINZAが2017年3月29日(水)、銀座三越の地下2階にオープンすることが本日発表された。2号店についての発表会には、ドミニク・アンセル自身も出席。ここでは、一足先に披露された2号店限定メニューを中心に紹介する。

ドミニク・アンセル

ドミニクアンセルベーカリーといえば、『クロナッツ』をはじめ、『フローズンスモア』や『クッキーショット』、さらには、おにぎり、焼きとうもろこし、おでんなどの日本の食材からインスパイアされて創ったというものまで、数々の斬新なスイーツで多くのファンの心を射止めてきた。定期的に発表される彼の新作に何度も衝撃を受けてきたが、今回もそのユニークさは健在であった。

まず紹介したいのが、風船のなかにスポンジケーキを忍び込ませた『空飛ぶケーキ』。風船のなかに入っているスポンジケーキは重さが厳密に調整された非常に軽いケーキで、なんと手を離すと本当に風船ごと空に飛んで行ってしまうのだという。また、画鋲などでバルーンを割ってケーキを取り出すという体験型の商品となっており、子どもから大人まで、このケーキを手にしたら思わず誰もが笑顔になってしまうことだろう。普段、風船を割る機会はなかなかないと思うので念のため伝えておくが、風船を割ると想像しているよりもはるかに大きな音が出るので、適切な場所かを確認してから画鋲を刺すことをおすすめする。

『空飛ぶケーキ』

次は、花びら型をしたクッキーを1枚ずつ楽しめる花束のような『フラワークッキー』を紹介しよう。繊細で、うっとりするようなこちらの商品は、ギフトとしてもぴったりな商品だ。花びらはローズ風味のクッキー、そしてなかにはライチのホワイトガナッシュが忍び込んでいる。食べるのがもったいなくなってしまうような美しさだが、花占いをするように、1枚1枚じっくり味わいながら楽しんでほしい。

『フラワークッキー』

そして最後は、日本で四角い形のスイカを初めて見たときの衝撃を表現したという『スクエア ウォーターメロン』。シュールさのあるその姿はとても愛らしく、フォトジェニックな点でも発売以降高い人気を集めそうだ。中身は、スイカライムのジュレやピスタチオムース、ラズベリームースなどが層となっており、夏を先取りできるような爽やかな一品。持った感覚では、ずっしりと重さも感じられたが、スイーツ自体はムースなので想像よりも軽い味わいであった。

『スクエア ウォーターメロン』

今回披露されたのは3種類であったが、なんと2号店は、店に並ぶ商品の約半数を銀座三越店の限定商品が占めるというから驚きだ。また、三越銀座は7、8年前にドミニクが日本で初めて足を運んだ思い出深い場所でもあるそうで、彼の思い出の地には一体どのような商品たちが並ぶのか、そんな楽しみも胸に抱きながら、2号店のオープンを心待ちにしたい。

『DOMINIQUE ANSEL BAKERY JAPAN at GINZA』の詳しい情報はこちら 

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