歩くだけでも、情緒溢れる東京の東エリア。元からあった建物を改装して作られたギャラリーが多く点在し、そのスペースに行くことだけでも楽しめる場所が多い。そんな、DIY精神溢れる東東京のギャラリーを巡ってみよう。
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2009年に文京区にギャラリーを開廊し、2013年3月、江東区東雲に開設されたアートスペース TOLOT/heuristic SHINONOME 内に拡大移転。「コンセプト、コンテクスト、クオリティー」を重視し、独自の表現で挑戦し続ける国内の若手作家のほか、ホセ・パルラやティム・バーバーなど海外の要注目作家の展示を行う。
旧練成中学校の校舎を利用した大型のアートスペース。かつての教室にはアートギャラリーなどが入居しており、様々な展示が行われている。屋上や体育館では、年間を通じてイベントやワークショップを実施。また、エントランスと隣接した公園は一般にも開放しており近隣の人々の憩いの場ともなっている。施設名に含まれている「3331」とは、「イヨーオ」の掛け声に続き、3度、3度、3度、1度と手を打つ日本の風習、『江戸一本締め』を数字表記したもの。
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80年以上前に建てられた画廊やギャラリーが入る奥野ビル。手動式エレベーターや古い大時計、時が止まってしまったかのようなこのビルの3階にある旧美容室の看板を掲げている多目的アートスペース。『カフェ美容室』や『バー美容室』という、テーマに沿って集まったメンバーで語りあうトークイベントや展示が、不定期で開催されている。銀座でタイムスリップした気分を味わえる希有な場所だ。
グラフィックデザイン専門のギャラリー。日本最大の印刷会社である、大日本印刷株式会社が所有しており、コンテンポラリーデザインとグラフィックアートが多数展示されている。横尾忠則などの日本人デザイナーの作品が目を引くが、海外アーティストの作品も度々展示されている。
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銭湯を改築して作ったギャラリー。建物は築200年以上という古さだ。天井が高く、上野公園の近くとあって環境もいい。現代日本アーティスト宮島達男やリー•ブル、ジュリアン・オピーなどの海外の熟練家の作品を展示している。
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2008年に両国にオープンした現代美術ギャラリー。時代性を反映した、ユニークな個性を放つ若手アーティストを中心に紹介している。次世代アーティストの発掘と支援に努めており、無名、有名問わずに若手アーティストを紹介しているのが特徴。六本木には『GALLERY MoMo Roppongi 』があり、より多くの作家やキュレーターの発表の場となるプロジェクトスペースを目指している。
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文京区、小石川植物園入口向かいにあるギャラリー。インターネットで販売している作品の実物を確認し、購入を検討することができる。ストリート系やコンテンポラリーの若手作家から大御所の作品まで幅広く取り扱っている。
武蔵野美術大学が運営するギャラリー。毎年度ゲストキュレーターを迎えて、独自のテーマに基づいた企画展を行っている。作品の売買によって運営するコマーシャルギャラリーとは違って、いわゆるノンプロフィット(非営利)の形態をとっており、純粋に展示の企画内容と美術作品のおもしろさを楽しめるという数少ない場所である。これまでに若手~中堅どころの作家が質の高い展示を行っており、鑑賞者としては現代美術の先端に気軽に触れられるのが嬉しい。もともとは20年前に吉祥寺に開設、2002年にクローズして以降は特定の場所を持たずにプロジェクト活動を継続し、2009年から馬喰町にギャラリーを新設した。界隈はここ数年でギャラリーやクリエイターの事務所が集まっており、アート鑑賞ツアーをするのにも最適なスポットとして注目されている。
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東向島にある、写真の展示を主としたギャラリー。90平方mの広さを誇り、ワークショップ、イベント、写真集展示室、写真プロジェクト助成、出版、宿泊施設など、多目的な活動をしている。
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