卓抜した身体能力と技術に裏打ちされたダンスで、常に進化を続ける振付家/ダンサー平山素子の最新作が初台駅すぐの新国立劇場で上演される。「ハイブリッド」と名付けられた同作では、スペインのバスク地方に伝わる伝統打楽器「チャラパルタ」とのセッションが試みられる。また、歌手の床絵美も加わり、アイヌの歌「ウポポ」を披露。出演ダンサーも、ネザーランド・ダンス・シアター1に日本人男性として初めて入団した小㞍健太をはじめ、実力派が揃った。「ダンスとリズム」という身体の持つ根源に迫る舞台となるだろう。
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『インタビュー:平山素子』