忍術書などの研究結果や現代科学の視点から、忍者の真の姿に迫ろうとする企画。黒づくめの衣装で音もなく動き回り、手裏剣を武器に暗躍する、忍者といえば多くの人がそんなイメージを持っているのではないだろうか。近年、謎に包まれていた彼らの実態が、三重大学の研究などにより明らかになりつつある。同企画展は、研究で明らかになった忍者が備えていたと言われる「心」「技」「体」の3つの能力を学び、ときに実践することで彼らに近づこうとするものである。忍術書に書かれた自然や社会に対する実践的な知識は、現代社会を生きるヒントにつながるだろう。
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